ブレーキシューを交換する必要性が出てきて初めて分かったことがあります。
それはブレーキシューの種類がいっぱいあるということです。
実際にお店に行ってブレーキシューを見てみるとWO用やHE用、Vブレーキ用、なんちゃらかんちゃら用…
色々と種類がありすぎて、何度か出直して結局買うまでに時間がかかってしまいました。
今回は街乗りの自転車によくあるWO用とHE用のブレーキシューについてその違いとママチャリの場合は何を選べばいいのか?ということについて解説していきたいと思います。
WO用とHE用の判断方法
通常店舗で販売されているブレーキシューにはWO用やHE用等と書かれたものが販売されています。
よく街中で見かけるママチャリやミニベロはこのWO用やHE用のブレーキシューが使用されています。
そもそもWO用とHE用ってなんなんだという感じですが、これはタイヤの「リム」を指しています。
リムの種類ごとにブレーキシューが販売されています。
ちなみにほとんどのママチャリではこのWOのリムが使用されています。
一方HEのリムはミニベロでよく使われているようですが、ミニベロを持っていないので、よくわかりません…
実際にブレーキシューを買うにあたって、自分の自転車はWOとHEどちらのリムなのかというのを確認したいところです。
WOかHEどちらか確認する方法は、「リムを確認する」ことで簡単に分かります。
リムの内側をよく見ると数字が印字されています。
こんな感じです。
きったなくて見にくいですが【27×1-3/8A】と書かれています。
最初の「27」はインチ数で、27インチであることを示しています。
ちなみにこのリムはWOを示しています。
上記の数字を例に見てみると、WOの場合は27の後に【1-3/8】というように分数で印字されています。
HEのリムの場合はインチ数の27の後は「1.38」(数字は適当です)というように小数点で印字されています。
簡単にまとめると、
分数で印字されている場合は「WO」、
小数点で印字されている場合は「HE」
のリムであると考えてよいと思います。
ちなみにこの考え方はあくまでママチャリとミニベロのタイヤに限った見方と思ってください。
クロスバイクで使用されているタイヤ等についてはよくわからないので、参考にしないでください。
WO用とHE用ちゃんと使い分ける必要があるのか?
ブレーキシューの用途はリムを左右で挟み込んで減速させるという役割ですので、全部同じじゃないの?
そもそもリムごとに使い分ける必要があるのか?という疑問が浮上しそうです…というか個人的にはそう思いました。
そんな疑問についていろいろとぐぐってみるとこんなブログ記事を見つけました。
上記アメブロの「SYUICHIのひとりごと」によると
HE用のリムが使われているジュニアサイクル等でブレーキシューが当たるリムの幅が細い場合は、HE用のブレーキシューでないと適合しないですが、WO用のリムの幅とほとんど変わらない場合は、HE用のリムに対してWO用のリムを使用しても適合することが多いとのことです。
SYUICHIさん非常に参考になりました。
ありがとうございました。
あくまで適合することが多いとのことですので、推奨しているわけではありません。
ブレーキシューの選び方と取り付けについては自己責任でお願いします。
まとめ:自信がない場合は自転車屋さんで整備を!
自転車のパーツの中でも非常に重要になるのがブレーキに関する部品です。
整備に状況によっては、自分が怪我をする場合もありますし、他人にけがをさせてしまう可能性もあります。
HEのリムでもWO用のブレーキシューが適合する場合があるというように書きましたが、そのようにブレーキシューを交換した場合、ちゃんとブレーキがかからなければ意味がありません。
WOのリムを使っている場合は、WO用のブレーキシューを、HEのリムの場合はHE用のブレーキシューが基本です。
自分自身での整備に自信がない場合は、自転車屋さんでブレーキを整備してもらった方が安心ですので、ブレーキの整備は自己責任でしっかりと行いましょう~
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