観葉植物

パキラがひょろひょろなので、剪定ついでに挿し木する!

パキラを買ってから早3年がたちました。

買った時は30センチ程度だったパキラも今では、7,80センチまで成長しました。
ただ、太い枝が伸びているのであれば、いいのですが、細い枝なので、何かの拍子に枝を折ってしまいそうという恐怖があります。

そんな気を付ける位なら、切ってしまおうということで、剪定をするついでに、挿し木をすることにしました。

【植物】パキラの魅力と育て方そして楽しみ方!/リーズナブルで育てやすい!
現在絶賛育成中のパキラ。うちに来てから2年が経とうとしています。比較的安く丈夫なパキラは、育てるのも難しくはありません。そんなパキラの詳しいことをお教えします。パキラの魅力パキラは簡単に手に入り、育てるのも難しくないので、人気の観葉植物の一...
スポンサーリンク
自宅で料理教室!?
CookLIVE
  • コロナ禍にうれしい自宅等でレッスンが受けられる
  • 初回限定500円で体験レッスンが受講可能!
気になるポイント! 店舗型料理教室の相場よりも低価格でレッスンを受講できる!
作り置き料理専門のオンライン料理教室なので、毎日のように料理をする人にとってはレパートリーを増やす機会にも良く、オンラインでの受講なので、他人の目を気にせず料理を学ぶことができます。また女性が多い場で料理を学ぶのはハードルが高いという男性でも気兼ねなく受講できるのはうれしいかもしれません!

公式サイトはこちら

挿し木とは?

挿し木(挿し芽ともいいますね)という言葉は、植物の育て方を調べているとよく見かけますね。
簡単に言うと、伸びすぎた枝や茎を切り、それを土に挿すことによって植物を増やしていく方法です。

よく考えると面白いですね。
一般的なイメージでは植物は種から成長していきますが、この挿し木という方法は、既に成長した枝や茎を基に増やしていきます。
新しく生まれるというよりも、分身を作るような感じです。

Let’s カット!

早速伸びすぎている枝をカットします。

せいっ!

こんな感じで切りました。

切る前の写真を撮り忘れましたが、元の木の部分から、2本に枝分かれしています。
そのうちの1本の緑色部分を根元から切りました。

本当は2本とも切りたかったですが、一気にやってしまうと葉がなくなってしまい光合成できなくなるかと思って、とりあえず1本にしました。
ただ、パキラはとても生命力が強いため、葉がなくても芽が出てくることもある様です。(やる場合は、自己責任でお願いします)

カットする時のポイント!

挿し木をする上で、最も重要といってもよいのが、「切り口」です。
この切り口から水を吸い上げるので、必ず清潔なカッター等で切ってください。
雑菌だらけの汚い刃物で切ると、切り口が腐ったりして挿し木失敗の原因となることがあります。

カットする時のポイント!②

そのままだと長いので、短くカットしていきます。

3本にカットしました。
カットする際に気を付けるポイントは、「節」です!
葉が生えているところが「節」と呼ばれるところです。

緑色でない箇所が節です。

この節から、新たな芽が生えてきますので、カットする際には、それぞれ節が残るようにカットしましょう。

カットする時のポイント!③

葉が多いと無駄に水を必要としてしまうので、葉が多い場合は、根元から切ってしまいます。
だいたい葉は2、3枚程度にしておきましょう。

切り口を水に浸す!

先程カットした枝の切り口を水に浸します。

浸す際にもいくつかポイントがあります。

浸す際のポイント①

浸す際には、茎を斜めにカットします。
これをすることによって、水を吸う部分が広くなり、挿し木の成功率が上がります。
ハサミでやってしまうと、繊維を潰してしまい、水を上手く吸い上げにくくなることもあるので、よく切れるカッター等でカットしましょう。

こんな感じに斜めにカットします。

浸す際のポイント②

浸す際のもう一つのポイントは、「メネデール」を使用することです。
メネデールは液体活力剤の一つで、発根(根が出てくること)を助ける薬剤です。

これを使用することで、挿し木の成功率が上がります。

使い方は簡単です。
器に切り口が浸る程度の水を入れ、その水の100分の1の量を水に入れます。
例えば、100mlの水で浸す場合は、メネデールは1mlだけ入れます。

メネデールを入れた水に先程カットしたパキラの切り口を浸していきます。

浸している時間は2,3時間程度です。

土にぶっさす!

100倍に薄めたメネデール液に浸した後は、いよいよ土にパキラを挿していきます。

パキラを挿す土ですが、一応「挿し木用の土」というものがあります。

通常の培養土の場合は、栄養素等が含まれているので、切り口に雑菌などが入りやすく、それにより切り口が腐っていったりすることで、挿し木が失敗することがあります。
挿し木用の土は栄養素等が何も含まれていない純粋な土なので、清潔な土であるため切り口の清潔さを保つことが出来るのです。

通常の植物の場合は、この挿し木用の土を使用しますが、パキラは非常に強い植物であるため、普通の培養土でも恐らく大丈夫です。
(培養土で挿し木する場合は自己責任でお願いします(笑))

ちなみに昨年1本だけパキラを挿し木した際に、培養土を使用しましたが、特に問題なく発根し、現在もちゃんと成長しています。
若干見にくいですが、昨年挿し木したパキラはこちら(一緒に挿し芽したポトスも元気に成長しています)

ということで、鉢等に土を入れ、挿していけば完成です。

パキラは編み込みもできる!

ホームセンター等で販売している観賞用のパキラの多くは「編み込み」がされているものが多いと思います。
編み込みはパキラの楽しみ方の一つでもありますね。
今回3本挿し木をしたので、ちゃんと根付いて育つようであれば、編み込みをしてみたいと思います。
パキラの挿し木は成功率が高いので、ぜひお試しあれ!

後日談

パキラの挿し木をしてから少しずつ変化があったので、ご報告します。

11日後

切った元々の木から芽が出てきました。

21日後

切った元々の木から生えた芽が成長しています。

挿し木したパキラから小さい目が出てきました。

コメント