植物の植え替えの季節は…もう夏なので植物によっては時季外れではありますが、最近植え替えをした際に鉢底石の必要性を感じることがありました。
かれこれ植物を育て始めてから数年が経ちますが、ごくまれに鉢底石なくなってしまい、鉢底石を使わないでで植え替えをすることがあります。
ただ鉢底石を使用しないのは、場合によっては後々問題が生じる可能性があるとつい最近気が付きました。
今回は地味な役割だけど、結構重要な役割を果たしているこの鉢底石の必要について皆さんに言いたいので、実体験をもとに一方的に伝えます!
そもそも鉢底石とは?
鉢底石は通常軽石を使います。
植物の植え替え等に使うこの鉢底石は、通常鉢の底に敷いて水はけをよくするために使います。
ただ今回それ以外にも重要な役割をしていることに気が付いたのです。(個人的には結構重要でした)
特に根が弱い植物を植える際には必ずと言っていいほど使うべきです。
鉢底石が必要と感じた体験
数か月前に蒔いた山椒の種が無事に発芽し、順調に育っていました。
基本的にはポットに土を入れ、底から土が漏れるかと思ったので、鉢底ネット敷いていました。
この時土の量が少なくなると思ったので、鉢底石を敷きませんでした。
そして大きくなりだんだんと成長していきました。
発芽してから2か月でこんな感じです。
想定したよりも成長をしているので驚いたのですが、大きくなってきたのでそろそろちゃんとした鉢に植え替えをしたいと思い、先週植え替えをしました。
しかしここで問題が…
根がめっちゃ絡んでる…
いざこの山椒の苗を植え替えをしようとポットから苗を外してみると、なんと鉢底ネットがもれなくついてくる…
しかも結構絡んでいる…
この何が問題なのかというと、実は山椒は根が非常に弱く、植え替えをした際に枯れてしまうなんてことも珍しくない植物です。
根が弱いにも関わらず、いじらないと鉢底ネットが外れなくなってしまったという状態になってしましました。
根をいじるくらいだったらそのまま鉢底ネットごと植えてしまおうかと考えましたが、その後不具合が生じた場合それはそれで嫌なので、一か八か外すことを試みました。
いざやってみると、見事に鉢底ネットの穴を根が行ったり来たりしていたので、外すのが大変です。
鉢底ネットを切って外そうと思いましたが根を傷つけたら元も子もないので、丁寧にゆっくり慎重に手で根を外していきました。
ただ山椒はトゲがあるので(トゲのない山椒もありますが)、1人作業がなかなか大変でしたが、何とか無事に外すことができました。
運よく絡み始めだったので、簡単に外れたということと、苗が5つあるうち1つだけがこの状態だったので、作業的には最小限で進みました。
ちなみに植え替え後については、こちらでご紹介しています。
つまり鉢底石は必要ということ
鉢底石をポットの底に数個敷いておけば、こんな面倒なことにはなりませんでした。
根が鉢底石をホールドしていることはありますが、外すのは割と簡単です。
今回のケースのように鉢底ネットに絡んでいると根が弱い植物の場合は特に神経を使います。
今回は簡単に外れたのでよかったのですが、ぎっちぎちに絡んだ状態になってしまうと、正直そもそも外れるのか疑問です。
では鉢底ネットを敷かなければいいのかということにもなりますが、それの方が危険の場合があります。
ポットや素焼きの鉢の場合は底の穴が丸なので、そこまで根について気にしなくてもいいのですが、プラスチックなどの鉢の場合は、底の穴が網目状になっていたりします。
鉢底石を敷かずにそんなプラスチック等の鉢やプランターに根が絡んだ状態で植え替えをしようとすると、そもそも鉢から植物が外れません。
根が鉢をホールドして離さないのです。
よくよく考えてみると、この状態に1度だけなったことがありますが、その時は絡まった根を切って解決しました。
ただ切るのもなかなか大変だった記憶があります。
鉢底石を敷いていないと、こんな面倒なことになることがあります。
特に根が弱い植物については、植え替えの際に根を傷つけてしまう可能性があります。
水はけをよくする以外にも実は植え替えの際に役に立っているのがこの「鉢底石」です!
鉢底石は100均でも買えるので、このひと手間をさぼらず、必ずそこに敷くことをお勧めします!
1つだけ疑問だけど「鉢底石」って何て読むの??笑
オススメの培養土
においもしないし、水はけも良いのでオススメです!
オススメの肥料
花を咲かせるため、オススメの液肥はコチラ
普段の肥料にオススメの置肥はこちら
コメント