こんにちは。3ヶ月ぶりです。ぷるこ(@puluco_71)です。
うちの愛娘がFirst birthdayを迎えました。そうです!1歳になったんです☆
プレゼント・・・一升パン・・・選び取りカード・・・装飾・・・など
あれやこれやと張り切って準備していたのですが、流行の夏風邪で体調を崩していました。
やっぱり・・・何度風邪をひいても、慣れませんね(*_*)保育士でありながら、病気や治療方法など知らない事ばかりでした。
そこで今回は、現在大流行している“三大夏風邪”についてまとめてみました!
Birthday partyのことはまた別の記事にしたいと思います♪
子どもの夏風邪“三大夏風邪”
子どもの夏風邪は主に以下の3つ。
- ヘルパンギーナ
- 手足口病
- プール熱(咽頭結膜熱)
今年は手足口病が大流行しているようですが、夏にはこのような“風邪”が流行ります。
接触感染や飛沫感染、水を介しての感染など、集団生活の場では避けて通れない感染症。
通っている幼稚園や保育園、小学校のクラスで、感染した子がいたら、
「もしかしたらうちの子も感染するかも」と心構えておくことが大切です☆
それでは、それぞれの感染症を細かく見ていきましょう!
①ヘルパンギーナ
まずはこちら。
保育園で働く前は、聞き馴染みのない言葉でした。
正直、保育士となって仕事をしていても、どんな感染症で、どんな症状なのかは詳しく分かっておらず、反省・・・。
初めて耳にしたときには「ヘルパ・・・?」「ヘル・・・パン?なにそれ?」みたいな感じでした。
特徴
6月~8月頃、乳幼児に流行る夏風邪です。
- かかりやすい年齢・・・0~4歳
- 約5日程度で治る
- 複数回かかる可能性アリ
- 大人もうつるヨ
「一度発症したから免疫が付いた!だから2度目はかからないわね♪」
という考えはNG。2度でも3度でもかかる感染症です。
また、大人も感染するので、お世話をするママやパパは気を付けて下さい。
こんな症状に要注意!
ヘルパンギーナはどんな症状なのでしょう・・・?
- 39度以上の熱(1~3日続く)
- 喉が赤く腫れ、小さな水泡がたくさんできる
- 喉の痛みが強いと飲食ができない
- 高熱で熱性けいれんを起こすことも
- 潜伏期間・・・3~6日
喉にブツブツ・・・想像しただけでもイタイ(>_<)
食事ができず、水分補給もできないと、脱水症状になてしまうことも。
熱性けいれんは全員がなるものではないですが、高熱が出るので、注意が必要です。
②手足口病
こちらは皆さんも聞き馴染みがありますよね!
特徴
夏季に大流行!7月がピークです。
- かかりやすい年齢・・・2~3歳
- 約5日程度で治る
- 複数回かかる可能性アリ
- 大人もうつるヨ(重症化する)
ヘルパンギーナと同様、2度でも3度でもかかる感染症です。
2~3歳になりやすいですが、0歳でもそれ以上でも感染することはあります!
また、大人が感染すると重症化してしまうので、ママやパパ、じいじ、ばあばも気を付けて。
こんな症状に要注意!
手足口病はどんな症状なのでしょう・・・?
- 発熱
- 口内、手のひら、足の裏や甲に水疱性の発疹
- 口内の痛みが強いと飲食ができない
- まれに爪が剥がれる
- まれに髄膜炎の合併
- 潜伏期間・・・3~6日
名の通り、手・足・口内に発疹ができます。
発疹の痛さや痒さ、出る場所などは個人差があるようです。
おすわり期の赤ちゃんはおしりが荒れたり、発疹が出ることもあるそうです。
食事ができず、水分補給もできないと、脱水症状になてしまうことも。
①②の治療法、予防策は・・・?
治療法
治療法ですが、残念ながらヘルパンギーナを治す特効薬はありません。
処方されるのは解熱剤と、口内の水泡に対しての粘膜保護剤などです。
夏風邪は熱があっても元気があるというのも特徴のようですが、高熱でぐったりしている時は、解熱剤を飲ませます。最終的には、自然に解熱するまで過ごすしかない・・・です・・・ね。
口内が痛いときは、刺激のある食べ物や飲み物は避けましょう。
飲み物は、麦茶や牛乳、冷めたスープなど、冷たい物がオススメ!
また、刺激が少なく噛まなくても飲み込める、ゼリーやプリン、冷めたおじや、豆腐などが良いですヨ♪
感染経路
どのように感染するの?予防はどうすればいいの?
- 飛沫感染
- 接触感染
くしゃみや咳などによる“飛沫感染”と、鼻水やよだれがついたおもちゃの貸し借りなどによる“接触感染”が考えられます。
また、回復後も口(呼吸器)から1~2週間、便から2~4週間にわたってウイルスが排出されるので、おむつなどの交換後に汚染された手指を介して感染が広がっていきます。
授乳室や公共の場のトイレのおむつ交換台にはもしかしたらウイルスが潜んでいるかもしれません。おむつ替えの時はおむつ替えシートを敷いたり、ペットシートを敷いて予防する&ウイルスを広げないこと!
予防法
- 手洗い
- 消毒
- マスク
予防法はやはりこの三点。
ですが、マスクを着用出来ない年齢だと・・・(*_*)
うちは私やパパがマスクをしていると娘がびよーんと引っ張るので、マスクは戦力外・・・です・・。家の中以外だったらできます!(笑)
また、月齢の低い赤ちゃんは手洗いをするのも難しいですよね。その場合はウエットティッシュで拭くという方法もあります。子どもでも使える消毒もありますが、肌が敏感な赤ちゃんや子どもに使用する時は、十分気を付けて使用しましょう。
私が使ている消毒はコチラ↓★
プール熱(咽頭結膜熱)
プール熱は、プールで感染する夏風邪というイメージでした。
特徴
6月~夏季にかけて流行る夏風邪です。
- かかりやすい年齢・・・1~5歳
- プールの水を介して感染する
- 複数回かかる可能性アリ
えーーーーーーっ!プールの水から感染するの?!入りたくな・・・い(*_*)
という感じですが、幼稚園、保育園からプールの時間があるので、避けられない・・・。
こんな症状に要注意!
プール熱どんな症状なのでしょう・・・?
- 39度前後の熱(数日~一週間続く)
- 喉の痛み(咽頭炎)
- 目の充血(結膜炎)
- 頭痛、食欲不振が3~7日続く
- 目ヤニ、涙が多くなる、まぶしがる
- 潜伏期間・・・2~14日
症状を見ると、“咽頭結膜熱”という理由が分かりますね。
治療法
治療法は、ヘルパンギーナや手足口病と同じく特効薬はありません。
喉の痛みにはうがいが良いとされ、鎮痛剤が処方されるようです。
また、目ヤニや目のかゆみには点眼薬が処方されます。
感染経路
感染経路は、“飛沫感染”と“接触感染”にプラスして、塩素消毒が不十分なプールに入ること。
大きいプールがある園や学校は必ず塩素消毒の薬を毎朝入れていると思いますが、大きいプールのない園や、水遊び程度で小さいビニールプールで遊ぶ場合には、塩素消毒はしていない可能性があるので注意が必要です。
予防法
やはり王道の『手洗い・消毒・マスク』です。プールの後に目を洗ったり、うがいをすることも良いと思います。
ウイルスは喉から2週間、便から30日間排出されます。
また目やにも感染のもととなるため、ハンカチやタオルではなく、ティッシュなどの使い捨てのものでふき取りすぐ捨てる、更にタオルなどは、家族と別のものを使うようにしましょう☆
ウイルスは熱や有効な消毒剤で不活化されますが、目やにや唾液がたくさん付着したタオルは、洗濯機で洗剤を使用して洗っても感染する場合があるので、分けて洗った方が良いです。
症状がでている人や発症して日の浅い人の感染力は強いので、入浴の順番を最後した方が◎
それぞれの登園・登校基準
症状がどのようになったら、登園・登校できるのでしょう・・・?
解熱してから1日以上経ち、口腔内炎の影響がなく、普段の食事がとれる
発熱、のどのはれ、眼の充血が消えてから2日を経過するまで
・・・とされています。病院で相談すると良いと思います。
場合によっては、登園・登校許可証がないと、登園・登校ができないこともあります。
通っている幼稚園や保育園、学校に確認しましょう☆
まとめ
6月のジメジメした梅雨頃から暑い夏にかけて、「あら?何だか熱がある」「目をこすっている」などの症状がみられた場合には、“三大夏風邪”を疑い、必ず受診しましょう!
くれぐれも・・・親子共倒れにはお気をつけてくださいね★
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