最近ぱくたそでよくみる「ヘルプマーク」
ぱくたそ以外でもラジオでも紹介されていました。
ただ、ネットやメディアでは最近よく耳にしますが、実際に見たこともどのような意味を持つのかも分かっていませんでした。
そんなヘルプマークについて調べてみましたー
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ヘルプマークとは?
ヘルプマークはこのようなものです。
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shougai/shougai_shisaku/helpmark.html
東京都福祉保健局
つまり見た目は援助や配慮を必要としているけど、はたから見ると元気そうな人が、それを周りの人に伝えるためのツールとして生み出された物のようですね。
たしかに仮にお腹が痛くても、転げ回ったり、口にしない限り、周りには伝わらないですね。
まあお腹壊してお腹痛いぐらいではヘルプマークを付けないでしょうけど・・・
どの様な人が対象になるか?
ヘルプマークを取得対象の条件は、あまり明確になっていませんね。
義足や人工関節、内部障害や難病の方、妊娠初期の方が例示されています。
うつ病などの精神疾患や発達障害の場合もこれに含まれるのでしょうか?
そこが疑問でしたが、同じく東京都福祉保健局のサイトで公開されているリーフレットの方にエピソードとして書かれていました。
ディスレクシア(読み書き困難)があり、銀行で書類を書くのがとても大変。でも、シールに支援してほしい事を書いたヘルプマークを見せると、さりげなく教えてくれてスムーズに手続きができる。しかも大勢のお客様がいる中で、毎回、自分の障害を説明しなくていいので、ストレスが減った。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shougai/shougai_shisaku/helpmark.html
「東京都福祉保健局 ヘルプマーク紹介リーフレット」より
発達障害でもヘルプマークをもらえるようですね。
主に電車での活用方法しか思いつきませんでしたが、このような使い方もあるんですね。
ヘルプマークの活用方法は広そうなので、うつ病などの精神疾患の場合でも対象となりそうですね。
このエピソードのように、何か手続きがあるたびに説明したり、相手に変な風にみられるくらいなら、このヘルプマークを見えるところに付けておき、相手に配慮してもらえれば、ストレスが大きく減りますね。
ヘルプマークの問題
ヘルプマークの存在はとても有意義なものであると思います。
しかし、個人的に思うヘルプマークの問題は、『認知度の低さ』ではないでしょうか?
元々は平成24年10月から東京都ではじまり、29年7月20日からはJIS Z8210(案内用図記号)に追加され、全国共通になったとのことです。
私はずっと東京に住んでいますが、このヘルプマークを一度も見た記憶がありません。
恐らく多くの方が見たことがないと思います。
また見たことがあっても、どの様な意味を持っているのか分からないのではないでしょうか?
知らない・見たことない周りの人にとっては何も意味を持たないものとなってしまうので、この認知度の低さは大きな問題です。
これから全国共通となり、導入する自治体も増えてきているようなので、これを機に認知度が上がればいいですね!
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