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FP3級の試験を受験して感じた問題の出題傾向について!

3年前の中古テキストと問題集を買ってFP3級の試験を受験してから、約1ヶ月が経ちました。

もう少しで結果(自己採点では9割以上できた)が返ってくるのですが、試験を受けるまで、中古のテキストを使用していたので、どんな問題が出るのかドキドキでした。

実際に受験して問題を解いてみると、心配するほどのものでもなかったと感じました。

今回は受験してみて感じたFP3級の出題傾向についてご紹介します。

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過去問が圧倒的!!

私が受験したのは、平成29年の試験で、FP協会のFP3級試験です。
金財の試験とは異なるかもしれないので、ご了承ください。

私の知っている国家資格の試験における「出題傾向」というのは、「去年出題されたからこれは今年は出ない」等、最新の情報を分析したうえで導き出されるものでした。

そのため、その「出題傾向」に沿った勉強するのが当たり前だと思っていたので、中古のテキストを使用して勉強した今回のFP3級の試験はどんな勉強方法でやればいいか、いまいちわかりませんでした。

そのため、中古で買った古い過去問の問題集をひたすらやりました。
結果としてそれが良かったです。

実際の試験で出題された問題はほとんど過去問からの出題でした。

しかも古い中古のテキストでも対応可能な問題が多く出題されていました。

出題傾向からわかる勉強方法

FP3級の試験はほとんど過去問を理解していれば、合格点の6割を超えることは可能なはずです。

ちなみに過去問から出題されるということですが、これは2種類の出題傾向に分かれます。

ほとんど同じ文章のまま出題される

その1つが、以前出題された問題と「ほとんど同じ文章のまま出題される」問題です。

この問題は数は多くはないですが、過去問を見る限り、必ずこのような問題は出題されます。

これはサービス問題のようなもので、過去問の正誤さえ覚えていれば、簡単にできるでしょう。
この問題を間違えてしまった場合は、勉強不足と言われても仕方ないので、ひたすら過去問をやることが必要です。

文章を変えて違う角度から出題される

多いのはこちらの出題方法です。

「文章を変えて違う角度から出題される」というのは一見全く違う問題にも思えます。

これを例えると、
【AはBであるため正しい】という問題が過去問にあったとします。
これを違う角度から出題すると、
【BはAでないため間違っている】というような問題になります。

一見違う問題にも思えますが、AとBの関連性を理解していれば、簡単に導き出せる問題です。

このような問題が回答できない場合は、【AはBであるため正しい】という文章を覚えているだけであって、実際にはAとBの関連性について理解できていない可能性が高いです。

そのため、AとBの関連性についてより深く勉強する必要があるでしょう。

まとめ

総じていえば、FP3級は過去問を理解できていれば、合格点に達することも難しくはありません。
出題範囲が広すぎて何を勉強すればいいかわからないと困っている方は、まずは過去問を解いてみて、理解度が低い分野を深く勉強してみるのが良いかもしれません。

オススメのテキストはこちら!

私が使用した出版社のテキストはこちら!
(私が使用したのは、2014-2015年度版ですが)

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